月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年11月29日(火)

マラキ3章 主の御心は決して変わることはない

  

見よ、わたしは
大いなる恐るべき主の日が来る前に
預言者エリヤをあなたたちに遣わす。(マラキ3:23)

 主がくださった掟を離れ、罪のただ中を生きていると、心も行いも悪くなるばかりです。主は、そのようなイスラエルの民をよくご存じでした。彼らの心にある主に対する不信感。また、どのような言葉でご自分に反論してくるのかを。主は彼らの罪に対して毅然と対処するため審判があることを隠さずに伝えました。

 なぜ、厳しい審判の現実を伝えるのでしょうか。イスラエルの民を懲らしめるためでしょうか。もう彼らは主との交わりの内に歩めないのでしょうか。そうではありませんでした。主は常に、イスラエルの民が立ち帰るように願っておられます。だから、「恐るべき主の日が来る前に」主の御心を伝える預言者を遣わすと約束されるのです。主の御心は、「立ち帰れ、わたしに」(7節)、「必ず、わたしはあなたたちのために天の窓を開き、祝福を限りなく注ぐであろう」(10節)、「諸国の民は皆、あなたたちを幸せな者と呼ぶ。あなたたちが喜びの国となるからだと万軍の主は言われる」(12節)によく表れています。主は私たちの神となり、自分の民を愛するという約束を今も果たされるのです。

 「まことに、主であるわたしは変わることがない」(6節)と言われる神こそ賛美されるべきお方です。

 【祈り】 主よ、私たちの神となり、変わらずに私たちを愛してくださるあなたを見失わないようにさせてください。

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