月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年10月22日(土)

ヨナ1-4章 ニネべの悔い改めしるしは一つ

  

すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。(ヨナ3:5)

 ニネべの人びとは、ヨナを通して示された神のしるしを信じて、悔い改めました。三日三晩大魚の腹にいた人が、神から遣わされて、伝えたこと。これがしるしでした。

 ニネべの人びとの単純さは、あまりに不思議です。ある程度調べたり疑ったりして、やがて無視していくのが自然の成り行きのように思われます。しかし、そのようなしるしと御言葉が、自分たちの悪を悔いる彼らの心に触れました。

 このニネべの人びとの単純さこそ、悔い改めて福音を信じる信仰になくてはならないものです。「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない」(マタ12章39節)。

 ニネべの人びとがヨナのしるしを信じたように、イエス・キリストを信じる人びとにとっても、しるしは一つです。「ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる」(同40節)。

 十字架で死なれ、3日目に復活されたことが決定的なしるしです。その御方を信じて悔い改めます。この御方に心の目を注いで歩んでまいりましょう。「悔い改めよ。天の国は近づいた」。

 【祈り】 主よ、心の目を開いて、どのような栄光の希望が与えられているか、日ごとに見させてください。

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