月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年9月25日(日)

詩編105編 神の恵みを一つひとつ思い起こす

  

それゆえ彼らは主の掟を守り
主の教えに従わなければならない。
ハレルヤ。(詩編105:45)

 詩人は、「主の成し遂げられた驚くべき御業と奇跡を、主の口から出る裁きを心に留めよ」と語ります(5節)。イスラエルの救いの歴史とその恵みを思い起こしています。

 アブラハム、イサク、ヤコブへと受け継がれた神の契約の恵み、ヨセフをエジプトの宰相として立て、イスラエルの民を繁栄させられた神の恵み、モーセを用いて成し遂げられた出エジプトの神の恵み、荒れ野の旅からカナン入国までに示された神の恵みです。そして最後の45節で、「それゆえ彼らは主の掟を守り、主の教えに従わなければならない。ハレルヤ」と結びます。

 神の救いを経験した民が、その恵みを数えるようにして思い起こすのは、今から、「主の掟を守り、主の教えに従う」ためです。神の恵みを思い起こさなくなるとき、私たちは主の掟を守り、主の教えに従うことが難しくなります。

 「どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」(1テサ5章18節)。キリストからの恵みを一つひとつ思い起こし、感謝をささげ、ハレルヤと主を賛美しながら、主の掟を守り、主の教えに従う日々を積み重ねていきましょう。

 【祈り】 神よ、あなたの恵みを忘れることなく、一つひとつを思い起こすことのできる一日でありますように。

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