月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年9月 5日(月)

1テサロニケ1-3章 信仰の働き愛の労苦希望の忍耐

  

あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを…(1テサロニケ1:3)

 テサロニケの教会には「信仰」と「愛」と「希望」、この三つを基にした実がありました。それゆえ、マケドニア州とアカイア州にいるすべての信徒の模範となりました(1章7節)。

 まず「信仰」ですが、彼らの信仰は、偶像から離れて、神に立ち帰るという具体的な働き、つまり、行為を通して現れました(同9節)。また「愛」を持っていた彼らは、同胞のユダヤ人たちから苦しめられましたが、神を愛するがゆえに、様々な苦労を拒みませんでした。三つ目に「希望」ですが、テサロニケの教会の信徒は、希望をも持っていました(同10節)。パウロが「わたしたちが労苦し、奮闘するのは…救い主である生ける神に希望を置いているからです」と語ったように(1テモ4章10節)、彼らは、主イエス・キリストに対する希望のゆえに忍耐していました。こうして、テサロニケの教会には「信仰の働き」と「愛の労苦」と「希望の忍耐」がありました。

 「教会とはこうあるべきだ」と、それぞれ持っている理想があると思います。伝道のため、教会継承のため、いろいろなことが求められていますが、教会において究極的に求められることは、信仰と希望と愛です。この三つは、いつまでも残るからです(1コリ13章13節)。

 【祈り】 神様、私たちの教会が、信仰と希望と愛に、絶えず立ち帰ることができますよう導いてください。アーメン

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