月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年8月 1日(月)

イザヤ40章12-31節 主なる神がくださる神の力で

  

主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。(イザヤ40:31)

 神の慰めを失った捕囚の民は、「わたしの道は主に隠されている」(27節)、神は私たちとの契約をお忘れになったと、神の恵みさえ疑うような絶望と失意の中にありました。

 そのような神の民を御もとに立ち帰らせるために、神は力強く働き始められます。かつて真の神知識によって養われてきた契約の民に向かって、神は激しい言葉で、彼らの神知識に訴えかけられます(28節)。

 あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。主はとこしえの神、万物の造り主、疲れることなく、その英知は極めがたいと。そして、捕囚という苦しい旅路の中で疲れ果て、打ちひしがれている民の目を、神へと引き上げてくださるのです。

 若者もやがては疲れて力尽き、勇士もやがてはつまずき倒れます(30節)。しかし、とこしえの神、万物の造り主である神から来る力は、走っても弱らない、歩いても疲れない、鷲のように翼を張って上ることのできる力なのです。主に望みを置く人が得る新たな力とは、まさに主なる神がくださる神の力です。

 それゆえ、今日も主に望みをおいて、罪と悪に満ちたこの世にあって、走っても弱ることなく、歩いても疲れない神の力におおわれ、励まされて歩み続けようではありませんか。

 【祈り】 ご自身の力をキリストの内に働かせたもう神よ、倒れた心を御力によって立て直してください。

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