月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年4月30日(土)

マルコ11章 わたしはあなたが必要なのです

  

「『主がお入り用なのです。すぐここにお返しになります』と言いなさい。」(マルコ11:3)

 主イエスの御生涯で最も大事な十字架を目指すため、エルサレムへと向かわれる時です。その時に、ある人の子ロバを必要とされました。弟子たちがそのロバを見つけて連れてこようとすると、「何でうちのロバを連れて行くのですか?」とロバの主人は止めました。けれども、「主イエスが必要なのです」と言ったら、持ち主はそのロバを貸してくれました。

 主イエスは、今、私たち一人一人に、「I need you」とおっしゃっておられます。「わたしを乗せて行ってくれる人はいないのか」と。「あなたが必要なのだ」と言っておられます。

 自分は何もできないと思っている人はいませんか。自分にはそんな力はないと思っている人はいませんか。けれども主イエスは、そういう何もできない人、初心者、未経験の人を求めているのです。経験を積んだ大人のロバよりも未熟なロバの方を必要としているのです。

 そして大事なことは、あれができるこれができるではなく、「主よ、わたしはここにおります、何もできないわたしですが、どうぞあなたが用いてください」と祈ってみることではないでしょうか。すると必ず主は私たちを用いてくださいます。主が必要とされる働きがあなたには必ずあるのです。

 【祈り】 主イエスよ、このわたしを用いてください。あなたの御用のために、わたしは今ここにいます。

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