月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年4月26日(火)

マルコ4章 たとえで神の国を語る主イエス

  

良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は30倍、ある者は60倍、ある者は100倍の実を結ぶのである。(マルコ4:20)

 主イエスは大勢の群衆を前に、たとえによって多くのことを語ります。主イエスは自分が語る神の言葉を聞く人の心の状態を、道ばた、岩地、いばらの中、良い地に落ちた種のたとえで示しました。たとえの意味は弟子たちにだけ明かされ、聞く耳のある者は聞くようにと、彼らの聞く力に応じて話しました。

 また、主イエスは神の国を小さなからし種にたとえました。からし種は、はじめは小さくても驚くほど大きく育ちます。それは、神の御言葉に熱心に耳と心を傾け、信じ、喜んで従おうとする人びとのことを意味しています。

 まずは祈りと聖霊の導きを信じ、「聞く耳」を与えていただきましょう。御言葉に耳を傾けること、それは一見、まことに小さなことのように思えます。しかし、御言葉に聞き続けることで、いつしか必ずや大きな結果、豊かな信仰の実となってゆくということです。

 私たちは主の日ごとに礼拝に招かれ、講壇から語られる主の御言葉によって養われます。また、日々の家庭礼拝や個人の礼拝などで霊的に養われます。必ずや豊かで大きな信仰の成長へと導かれていくことを期待し、また信じましょう。

 【祈り】 神よ、私たちの心に蒔かれた種を豊かな成長へと導いてください。日々、御言葉に聞く耳をお与えください。

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