月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年4月23日(土)

ヨシュア23-24章 わたしとわたしの家は主に仕える

  

「…アモリ人の神々でも、仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」(ヨシュア24:15)

 23章、24章にはヨシュアの告別説教が語られています。そこで、ヨシュアはただ主の言葉を一方的に語っただけではなく、主に対する信仰の決断を民に求めました。

 主は私たちの自由な意志を無視して、信仰を強制なさる方ではありません。たとえ自分の周りのすべての人が主を信じなくても、わたしは信じる、わたしは主に従うという信仰の決断こそ、主は喜ばれます。

 さらに大切なことは、ヨシュアが、「わたしとわたしの家は主に仕えます」と告白している点です。信仰は、わたしの告白ですが、決して、わたしだけの告白ではありません。私たちは主イエスを信じることを通して、神の家族の一員となります。そういう意味で、わたしの信仰は信仰共同体の信仰でもあるのです。つまり、問われているのは、わたし自身の信仰であると同時に、神の家族の信仰であり、教会の信仰です。ヨシュアの決断に対して、イスラエルの民もまた、「わたしたちも主に仕えます」と告白しました(18節)。私たちも同じです。主イエスを信じるわたしの信仰は、主の民である教会の信仰と結びついています。

 ですから、この告白は、私たちの告白でもあります。「わたしとわたしの家は主に仕えます」。

 【祈り】 たとえ主を信じる人が少なくても、私たちが、主に仕えて生きることができますように。アーメン

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