月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年2月16日(水)

ローマ3章21節-4章25節 キリストの贖いの御業により

  

神はこのキリストを立て、その血によって信じる者のために罪を償う供え物となさいました。(ローマ3:25)

 神の子キリストは、私たちと同じ人間となられ、罪人のひとりに数えられるお方として、私たちの罪の現実のただ中に入って来られました。そして私たちの死を代わってその身に引き受け、死なれました。十字架の上で尊き血潮を流されました。

 キリストの死は、私たちの罪の代価です。神に対して代価を支払うべきは私たち自身でした。しかし、神は私たちを罪とその報いとしての死から救い出すために、愛する独り子を死に引き渡されました。これが贖いの御業です。ここに神の愛があります。

 独り子を死なせるほどに私たちを愛してくださったこの神の愛ゆえに、私たちは罪と死の支配から解き放たれ、自由の身とされたのです。永遠に自由の身なのです。まことに感謝すべきことです。

 神が独り子を通して私たちのために成し遂げてくださった救い。この救いの恵みにより、私たちは闇から光に、死から命に移されました。御子の十字架の贖いによってただ恵みにより、無償で義とされる道。この道こそすべての人間にとって、唯一の救いの道です。この恵みの道を通っていくことによってのみ、私たちは神の栄光を受けるのです。

 【祈り】 独り子を十字架につける愛により、私たちは生かされました。感謝いたします。アーメン。

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