月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年11月17日(水)

ネヘミヤ12章 神は大いなる喜びを与えられた

  

その日、人々は大いなるいけにえを屠り、喜び祝った。神は大いなる喜びをお与えになり、女も子供も共に喜び祝った。エルサレムの喜びの声は遠くまで響いた。(ネヘミヤ12:43)

 城壁が完成し、奉献するにあたって、人びとはレビ人を求めました。彼らを通して神の恵みに感謝するためです。城壁再建という偉大な成果は、人の功績によるものではなく、どこまでも神の恵みによるものです。そのことが、城壁を奉献するにあたり、祭司とレビ人が民と城壁を清めたことに表れています(30節)。民も城壁もなお神の御前に汚れているのであり、清められてこそ真実に完成するからです。こうして、神が城壁再建を助け、奉献という大いなる喜びを民に与えてくださいました。

 これまでの神の助けを喜ぶとき、今後も神が自分たちを助けてくださることをも期待することができます。13章では、さっそく信仰的な戦いが始まります。しかしそこにも神の助けはあるのです。この事実は、男だけでなく女も子供も共に祝うことのできる喜びです。この喜びは、エルサレムに留まらず、遠くまで響いていきます。

 この賛美と喜びは、教会で毎週、神にささげられています。これまで教会を助けてくださった神は、これからも弱い私たちを助け続けてくださいます。この喜びの声は、教会を超えて遠くまで響きわたるでしょう。

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