月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年11月15日(月)

ネヘミヤ9章 恵みをいただき悔い改める

  

「あなたは正しく行動されました。
あなたは忠実に行動されました。
しかし、わたしたちはあなたに背いてしまいました。」(ネヘミヤ9:33)

 8章で、民は神を礼拝し、大いなる喜びの中にありました。捕囚で散り散りとなった民を、神はエルサレムでの礼拝へと集めてくださいました。この大いなる神の恵みを前にして、民は悔い改めへと導かれました。

 捕囚の地から民を集めてくださった神の恵みは、非常に大きなものでした。それは、捕囚の地へと散らされた民の罪が非常に大きなものであったことの裏返しでもあります。与えられた恵みが大きければ大きいほど、そのような大きな恵みによらなければ救われない自らの罪の大きさを思わずにはいられません。こうして神の民は、8章で大いなる恵みを喜んだ後、9章では一転して主の御前に一つひとつ罪を告白して、ひれ伏しています。

 私たちは主イエスの十字架によって救われました。これが非常に大きな恵みであることは、言うまでもありません。これほどの恵みをいただいたからこそ、私たちは、自らの罪の大きさを思わされます。そのすべての罪が、十字架という、これ以上ないほどの大きな恵みによって赦されています。この大きな恵みをいただいた私たちは、これまで行ってきた罪を一つひとつ告白して、神の御前にひれ伏すのです。

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