月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年10月 5日(火)

1ヨハネ4章7-12節 わたしたちの内に示された神の愛

  

神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。(1ヨハネ4:9)

 キリスト教において愛の源は神です。神は罪深い人間の罪を赦し、それを贖うために、独り子イエス・キリストをこの世に遣わしてくださいました。罪のないイエス・キリストが十字架の死を通して神の愛を私たちに示してくださいました。それこそが神の愛によって罪赦された私たちが互いに愛し合う理由です。

 信仰者としてこの真理の言葉に生きようとしながら、人を憎んだり、ねたんだり、怒り出す自分の姿に気づくことがあります。その度に自分はまだ成熟した者ではないと思わざるを得ません。

 私たちはイエス・キリストによって贖われた者であっても、まだそのような弱さを持っています。しかし、神が独り子イエス・キリストを通して示してくださったその愛にあずかっている者として、自分の中に示された神の愛を互いに分かち合うように努力していきたいと願います。

 また、そのために自分の弱さを認め、聖霊の力を願う私たちになりたいと願います。

 きょう、わたしが主にあって愛すべき人は誰でしょうか。その人に神の愛を表す一日となりますように。

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