神は北イスラエル軍の将校であったイエフに油を注ぎ、彼をイスラエルの王とされました。神が彼に与えられた使命は、アハブ王家を滅ぼすことでした。イエフはこの使命に応えて謀反を起こし、自分の主君であったイスラエルの王ヨラムを殺害します(24節)。その際、一緒にいたユダの王アハズヤも逃亡のさなか傷を負い、命を落とすことになります(27節)。さらにイエフは宦官たちに命じて、アハブの妻イゼベルを窓から突き落とさせます(33節)。「わたしはあなたに油を注ぎ、あなたを主の民イスラエルの王とする。あなたはあなたの主君アハブの家を撃たねばならない。こうしてわたしはイゼベルの手にかかったわたしの僕たち、預言者たちの血、すべての主の僕たちの血の復讐をする。」(列王下9:6-7)