月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年1月31日(日)

マルコ1章14-20節 漁師たちを弟子にする主イエス

  

イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。…すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。(マルコ1:17-18,20)

 主イエスの到来によって、御子による御国の成就が始まりました。主イエスのご人格とお働きを通して、人びとはまさに近づきつつある御国に出会います。「悔い改めて福音を信じなさい」と主イエスは言われます。人びとを御国に招くためです。

 そこで、人びとは主イエスに従って御国の民として生きるか、主イエスを拒否して世の人として残るか、その応答によってどちらか一方が自分たちの現実となります。

 主イエスは、まず、シモンとシモンの兄弟アンデレに、「わたしについて来なさい、人間をとる漁師にしよう」と言われました。すると、二人は「すぐに」網を捨てて主イエスに従いました。

 次にゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネをご覧になると、主イエスは彼らも招かれました。するとこの二人も船と家族と仲間をそのまま置いて主イエスに従いました。

 家族や生活の手段を捨てて主イエスに従うことは、彼らにとって大きな決断であったに違いありません。しかし、彼らはためらうことなく従いました。主イエスに全幅の信頼を寄せて従う彼らの信仰の姿に倣いましょう。

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