ダビデの快進撃が続きます。古くからイスラエルの悩みの種であったペリシテを撃破することに始まり、北に東に、山に平野に、縦横無尽に兵を動かすダビデ軍は向かうところ敵なし。気づけば周辺諸国からの脅威は随分と小さなものになっていました。それは主がダビデに勝利を与えられたがゆえであるとサムエル記は記します。主が御心に定められ、それを地上に果たしていかれる時の強さを思わされます。誰も止めることができません。そのことに対する畏れを抱きます。ダビデ王はこれらの品々を、征服したすべての異邦の民から得た銀や金と共に主のために聖別した。…主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。 ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。(サムエル下8:11,14-15)