月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年10月21日(水)

3ヨハネ 真理のために共に働く

  

この人たちは、御名のために旅に出た人で、異邦人からは何ももらっていません。だから、わたしたちはこのような人たちを助けるべきです。そうすれば、真理のために共に働く者となるのです。(3ヨハネ7-8)

 この手紙の受取人であるガイオについて、詳細は分かりませんが、福音のために旅をしている人びとを自分の家に招き、宿泊させ、十分にもてなした人物であったようです。ヨハネは、ガイオの行為が何よりも愛から出ていることを称賛し、その愛の業を続けてくれるように願い求めています。

 伝道者を助け、彼らに必要な金銭や物資を惜しむことなく献げて送り出すとは、「真理のために共に働く者となる」ことなのだと語ります。なぜなら、伝道者の働きを助けることは、彼らの福音宣教の労苦を共に担い、分かち合う者となることだからです。

 日本にも多くの宣教師が、言葉や文化の違いを越えて、福音宣教のために来てくださっています。日本から福音宣教のために送り出されている方々も多くおられます。自分の母国と文化から離れて働くことには多くの労苦があるでしょう。私たちは、報告などを通してその様子を知り、共に担うことができます。祈りと献金を通してその働きの一端を担うことができるなら、どんなに幸いなことでしょうか。

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