月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年8月 2日(日)

マタイ13章36-43節 教会生活を喜ぶ

  

「そのとき、正しい人々はその父の国で太陽のように輝く。耳のある者は聞きなさい。」(マタイ13:43)

 主イエスは「良い種を蒔く者は人の子、畑は世界、良い種は御国の子ら、毒麦は悪い者の子らである」と説明されました(37、38節)。良い種の御国の子らの中に、悪魔によって毒麦が蒔かれたと語られます。

 わたしたちは主イエスを信じることによって教会生活を始めました。しかし、その生活の中でいろいろな問題を経験します。自分が一生懸命に奉仕をしているときほど、そうではない人が気になります。また、明らかにキリストに背を向けている人が気になります。

 しかし、教会の頭である主イエスは、「刈り入れまで、両方とも育つままにしておきなさい」と語られました(30節)。教会は、御国の子らが主イエスを礼拝し、そこに新しい御国の子らが加えられながら、世の終わりまで成長し続けます。

 このことに目を留めるならば、わたしたちの教会生活もまた、毒麦を探してそれを抜き取ろうとしたり、そのことによって良い麦まで抜き取ることではありません。父の国を仰ぎ望みながら、喜んで主イエスを礼拝し、御国が来ることを待ち望むことです。

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