左/天下静謐
右/スピード
Q どのような仕事をしておられるのですか
A 20数年前、講談社フェーマススクールズという絵の通信教育の学校でイラストの勉強をして、以来、昨年までそこに所属して絵を描いてきました。そこは各種コンテスト、作品展、専門講座など、色々な企画が用意されていましたので、受講終了後も楽しく活動できました。種々コンテストや作品展に参加する事が、特に励みになりました。
地元宝塚では、豊臣時代、植木産業に貢献した人物の絵本を作る企画の時、絵を担当しました。
残念ながらフェーマススクールズは昨年で事業終了となりましたが、今も描き続けています。
Q 活動を始めるきっかけは何でしたか
A 子供の頃から絵を描くのが好きで、大学時代も美術のサークルに入って、日本画も習い、県美展に出品する事もできましたが、結婚して関西に来て、子供も生まれた事もあり、日常生活を優先する日々になりました。でも一度、絵の専門教育を受けてみたいという思いがずっと消えませんでした。しばらく年月がたち、ある時、ふと新聞で、フェーマス主催の葉書に絵を描いて送る(何のテーマだったかは忘れましたが)公募の広告を見つけました。送ったところ、勉強してみないかという連絡が入り、イラストを学ぶきっかけとなりました。
Q どのような聖書の御言葉に励まされていますか
A 励まされるみ言葉は数々あります。例えば、コリントの信徒への手紙一の10章「神は真実な方なので、私達を耐えられないような試練に遭わせる事はなさらず、逃れる道も備えて下さる」。また、フィリピの信徒への手紙の4章「主はすぐ近くにおられるので、思い煩うのはやめなさい。感謝を込めて祈りをささげるならば、人知を超える神の平和が私達を守って下さる」というみ言葉です。
私は物事を過剰に心配し、すぐに不安にとりつかれてしまう性質なので、神に望みを置いて「生きよ!」というメッセージを受け取ると、とても励まされます。
Q 信仰者として心がけておられることがありますか
A まず、朝起きたら、忙しい日でも必ず祈りから始め、夜寝る時は祈りで一日を終える事です。眠くて目が閉じそうになる時は、主の祈りだけになってしまうこともありますが……。
それから、日常生活の中では色々な事が起こり、黒白はっきりしない事が多いのではないかと思います。信仰を持っていても、どう行動したらよいか判断に迷ってしまいます。そういう時、自分のしようとしている事が「美しい」かどうか思い浮かべるようにしています。これは、とても有効ですが、現実には失敗ばかりで、反省する事しきりです。
Q 活動をとおしてどんなことを目指しておられますか
A 今も描き続けておりますが、今年から外に向けての活動というものはできておりません。個人としては、描くのは私の営み、という静かな形があってもよいなと思っています。
でも、神様から与えられた賜物は、この世で大切に育てていきたいと思っています。信仰者は、この世で終わりではなく、次の世でも生きることになりますから。
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