いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。
今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
あなたには、どんなことでも話せる親友がいますか。自分の心の中にある苦しい思い、深い悩みを正直に話せる相手です。もちろん、嬉しいことや楽しいことも共有できるでしょう。そういう親友に出会えることは、とても素晴らしい宝物です。
聖書には、人間の気持ちを真っ直ぐに表現する言葉がたくさんあります。詩編86編6節から7節には、こうあります。「主よ、わたしの祈りをお聞きください。嘆き祈るわたしの声に耳を向けてください。苦難の襲うときわたしが呼び求めれば あなたは必ず答えてくださるでしょう。」
これは、聖書の神様を見上げている人の言葉です。嘆き祈る自分の声を聞いてほしい。切実な訴えが表われています。なぜそこまで、自分の感情をさらけ出せるのでしょうか。神様が深く憐れみ、恵み深く、豊かな慈しみを与えてくださる御方、それも、一番の助けの手を差し伸べてくださると知っているからなのです。
あなたの本当の気持ちを隠さずにいられる相手、あなたにとって一番の親友となってくださる神様は、今日も、あなたの思いをしっかりと受け止めてくださっています。