おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
今週は、私たち人間の命ということについて知っていただこうと、聖書の言葉によってお話をしてまいりました。
聖書は、神様が私たちに命を、それも永遠の命を与えてくださることを教えています。しかし残念ながら、どんなにキリスト教を熱心に信じていても、何百年、何千年と生きることができたという話を、私たちは見たことはありません。どんなに信仰熱心な方でも、百年余りでその生涯を終えています。それでは、永遠の命など嘘ではないか、そんな風に思われるかもしれません。
聖書は、聖書が教える「永遠の命とは、神とイエス・キリストを知ることです」、と教えています。この場合の「知る」というのは、単に知識として認識する、情報を記憶する、ということではありません。私たちが神様を経験し、その恵みや愛を経験し、神様が私たちの中にいてくださるようになる。それが、聖書の言うところの「知る」と言うことです。
命そのものである神様が、私たちの中に居てくださるならば、私たちは、間違いなく「生きる者」であるでしょう。それも、「永遠に生きる者」となるでしょう。神様の言葉を聞く所に、救い主がおり、神様がおり、神様の永遠の命があるのです。命をもたらす神の言葉に耳を傾けてまいりましょう。
聖書を読みます。「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」(ヨハネ17:3)