おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
今週は、私たち人間の命について、聖書がどんな風に教えているか、確かめてまいりたいと思っています。
聖書の神様は、私たちに命を与えてくださる神様、聖書の救い主は、私たちを死から命へと救い出してくださる救い主である、と教えられています。そうは言っても、命とはそんなに簡単なものではない、と思われるかもしれません。
確かに、色々な神話ですとか、物語ですとかを聞いていますと、「神様」と呼ばれる存在であっても、命を自分の思うままにすることは、なかなか難しいことのようです。特に、失われてしまった命を取り戻すのは、至難の業のようです。
けれども、聖書の神様は、ご自身の思うままに命を与えることができるお方です。なぜなら、そもそも神様ご自身が命であり、生きるものすべての命を作り、私たちにも命を与え、生きる存在としてくださったお方が、神様だからです。神様は、他の誰にも妨げられず、誰の助けも借りず、私たちに命を与えることができるのです。
そして、救い主であるイエス様は、この父なる神様の命を、イエス様を信じるすべての人たちに与えることができるお方です。私たちは、神様によって初めて生きるものとされますし、神様によれば必ず命を得られるのです。
聖書を読みます。「父は、御自身の内に命を持っておられるように、子にも自分の内に命を持つようにしてくださったからである。」(ヨハネ5:26)