おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。大宮教会牧師の辻幸宏です。
人は誰でも、人から悪口を言われたり、虐げを受けたりすることは嫌いです。そして、そのようなことが行われたときは、その人が嫌いになり、恨んだり、憎んだりするかと思います。
しかしイエスさまは、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」(マタイ5:44)と語ります。「そんなことは無理だ」と思われるかと思います。憎むことを止め、愛することなど、簡単にできることではありません。
しかし、イエスさまは、私たちを無条件に愛してくださいました。そしてイエスさまは、この私たちを死・滅びから救い出すために、私たちに代わって十字架に架かり、私たちの刑罰を担ってくださいました。そしてイエスさまは、十字架の死から3日目の朝に復活し、甦ってくださいました。私たちが神さまを信じるとき、神さまは、私たちのすべての罪を赦し、私たちと和解してくださいます。
罪の故に、神さまと敵対していた私たちは、神さまを信じることにより、今、神さまから愛されています。そして、目の前にいる敵対している人の罪をも、神さまは赦してくださいました。だからこそ私たちも、その人の罪を赦し、和解し、愛することを、神さまは求めておられます。