おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。大宮教会牧師の辻幸宏です。
赤ちゃんは、生まれながらに、親の愛情を身に受けます。そして成長する過程で、反抗期に入り、親の愛情を自ら確かめ、また自分も、人を愛することができるようになります。
しかし、「ネグレクト」(育児放棄・育児怠慢)や「DV」(家庭内暴力)の親によって育った子どもたちは、親の愛を受けずに育ちます。このとき子どもたちは、人を愛することができない場合があります。また、親から受けた虐げを自らも繰り返し、暴力を振るってしまう場合もあります。だからこそ私たちは、愛の大切さを考えなければなりません。
しかし、人を愛することができない、人の愛がわからない人をも、イエスさまは愛していてくださっています。イエスさまの愛は、無条件で一方的です。イエスさまの愛は、あなたに代わって十字架の苦しみを担うこと、十字架の死を遂げることにより、示されました。
そして聖書は、次のように語ります。「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。」(1ヨハネ4:9-10)
聖書を読んで、愛を示してくださったイエスさまに、出会っていただきたいと思います。