おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
今年も既に7月下旬、本当に時が流れるのは早いものです。
そして、そろそろ子どもたちは、夏休みに入る時期ですね。「これからしばらくは子どもが一日中家にいるから大変だ」、というご家庭も多いのではないでしょうか。しかし子どもたちにとっては、貴重な夏休み。結果として、ひと夏を経験し、心身共に大きく成長したともなれば、それは本人だけでなく、家族にとっても喜ばしい限りです。
イエス様にも、少年時代がありました。少ないですが、聖書の中に、「少年イエス」の時代の話が記されています。イエス様も、本格的に人々へ神の教えを伝え始める前までは、長男として両親や兄弟に仕え、家族に仕えて生活してきました。神であるイエス様が、家族の一員として過ごされたのです。そしてその中で、長男として家業の手伝いをする中で、世の中の色々な矛盾や不条理を経験されました。
矛盾だらけの世の中で、家や社会で過ごす中で、忍耐しておられる方々の苦しみや痛みをつぶさに見聞きすることで、心より思いやることが出来る。神であり、人でもあったからこそ、人々が苦しみ悩む姿を見聞きし、生活できた。だから、人の痛み、苦しみがよく分かる。そういう方が、今日もあなたの傍におられます。