あさのことば 2024年7月16日(火)放送

木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: 主にある交わり



 おはようございます。川越教会牧師、木村恭子です。
 今週は、私の歩みを振り返りながらのお話、今日は中学生の頃の話です。

 中学3年の夏に、教会の若者が集まる「サマーキャンプ」というものに参加しました。恐る恐るの参加でしたが、思いがけず楽しい経験をしました。同年代のクリスチャンの存在がうれしく、彼らの存在に後押しされて、高校1年の秋に洗礼を受けました。洗礼を受けたことで、彼らの交わりに加えられたという喜びがありました。

 同じ神、イエス・キリストを信じる者同士の関係を、教会では、「主にある交わり」と言うことがあります。イエス・キリストを信じる者同士、神様からの愛と恵みを分かち合い、助け合い、支え合う関係が、「主にある交わり」です。

 ですが、「主にある交わり」には二つの面があります。パウロという伝道者は、「神は真実な方です。この神によって、あなたがたは神の子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。」(1コリント1:9)と記しています。私たちは、イエス・キリストを信じることで、イエス・キリストとの交わりに入れられます。

 ですがそこには、既にイエス・キリストとの交わりに入っている多くのクリスチャンがいます。私がイエス・キリストを信じて、イエス・キリストとの交わりに入るとき、同時に、先輩クリスチャンとの交わりにも入ることになる。真ん中にイエス様がおられて、同じ信仰を持つ者同士、祈り合い、励まし合って、共に歩む恵みに入れられるのです。これが、「主にある交わり」です。

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