ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今週は「詩編の祈りに心を合わせて」のシリーズで、今日は詩編84編です。この詩編は有名な詩編で、礼拝大好き、神殿大好きな人の歌った賛歌です。
有名なフレーズがあります。「あなたの庭で過ごす一日は千日にもまさる恵みです。」(詩編84:11)あなたの庭っていうのは、神様を礼拝する神殿のことです。今で言えば、教会の会堂と言ってもいいかもしれません。教会で日曜日に、朝から晩まで祈りと礼拝に没頭して過ごす、あぁなんて濃密で幸せな一日なんだ、それは千日にまさる恵みだ、って言うんですね。なんだか…うらやましいです。こんな風に、神を礼拝する喜びと平安に満たされているなら、そういう人は本当に幸せだろうなあと思います。
そして、こんな言葉もあります。「いかに幸いなことでしょう あなたによって勇気を出し 心に広い道を見ている人は。嘆きの谷を通るときも、そこを泉とするでしょう。雨も降り、祝福で覆ってくれるでしょう。」(詩編84:6-7)神様から勇気を与えられ、心に広い道を見ることができている人、そういう人は本当に幸いだ、すばらしい、と。たとえ嘆きの谷を通る時があっても、命の泉を見出して、渇き果てることなく歩んでいくことができるんだ、って歌うんです。
本当に、そういう人になれたらいいなと思います。一緒に祈りましょう。「神様、私の心にも広い広い道を通してくださって、喜びと平安で満たしてください。」