ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今週皆さんと一緒に、御言葉を分かち合えることを感謝します。
私の担当の時は、「詩編の祈りに心を合わせて」というシリーズで、旧約聖書に記されました詩編の御言葉をひとつひとつ味わっています。今日は詩編の71編です。私は、この詩編を歌った人というのは、本当に神様を信頼しているんだな、こういう風に神様とお付き合いできるのは素晴らしいな、と感動する思いになります。
こういう言葉が印象的です。「主よ、あなたはわたしの希望。主よ、わたしは若いときからあなたに依り頼み 母の胎にあるときから あなたに依りすがってきました。」(詩編71:5-6)すごいですね。母の胎にあるときから、ずっとあなたを信じてきました、愛してきました、と言っちゃうなんて、これはどれほどの情熱でしょうか。
そして、そういう私のことをどうか見捨てないでください、と訴えます。こういうふうに。「わたしが老いて白髪になっても 神よ、どうか捨て去らないでください。」(詩編71:18)って。まぁこんなこと言うと怒られそうですけれど、昔、森高千里さんが歌っていた「私がおばさんになっても」っていう歌にも似てますね。おばさんになっても、白髪になっても、神様、わたしを愛してくださいよ、見捨てないでいてくださいと迫っています。
でもそれは、べつに疑っているわけじゃないんです。むしろ、必ず見捨てないでいてくださると、強く信じているから、こういう風に祈るのです。「神様、あなたはわたしの希望です。どうかわたしが老いて白髪になっても、私を見捨てないでいてください。」