いかがお過ごしでいらっしゃいますか。東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に耳を傾けましょう。
人間は、自分を造ってくれた神と良い関係を持つことで、本当に人間らしく生きていくことができます。しかし、この神との良い関係は、最初の人間アダムが神との約束を破ったことによって、失われてしまいました。この神との関係が失われた状態は、人間にとって「死」を意味しています。人間の「命」は、神との良い関係の中にあるからです。
私たちが本当に人間らしく生きていくためには、神との良い関係を回復する必要があります。私たちは、神との良い関係が失われた「死」の状態に留まるのではなく、まことの「命」を持って生きていく必要があります。ローマの信徒への手紙5章21節に、こう記されています。「こうして、罪が死によって支配していたように、恵みも義によって支配しつつ、わたしたちの主イエス・キリストを通して永遠の命に導くのです。」
イエス・キリストは、「罪」と「死」の支配の中で苦しんでいる私たちを救い出すために、この世界にお生まれになりました。私たちは、イエス・キリストを通して、「永遠の命」に導かれます。「永遠の命」とは、神との良い関係の中で生きていく、まことの「命」のことです。私たちは、自分の「罪」を悔い改めて、イエスを救い主と信じることで、「罪」と「死」の状態から救い出され、まことの「命」が与えられます。