おはようございます。横浜中央教会牧師の大宮季三です。
「ジェネーの法則」というのをご存知でしょうか。年齢と共に、時間の流れが速く感じる法則のことだそうです。
思い当たる方が多いのではないかと思います。私も年齢を重ねると共に、時の流れがどんどん速く感じるようになっています。今年もあっという間に、一年の半分が過ぎ去ろうとしています。時の流れは速く、多くの人々が、日々の忙しさの中で、時間に追われるように、バタバタと過ごされてきたのではないかと思います。
さて、時間に追われる私たちですが、神の子イエス・キリストも、私たちを追いかけて来られるお方です。イエス・キリストの弟子たちは、イエス・キリストが十字架にかかられ、復活された後、故郷に帰って、かつての仕事である漁師の仕事をしていたようです。
ある夜、魚を取るために漁に出ましたが、魚は取れませんでした。そんな夜明けに、誰かが岸に立っていました。その人物こそ、イエス・キリストでした。弟子たちが陸に上がると、炭火がおこしてありました。復活されたイエス・キリストは、弟子たちを故郷まで追いかけて行き、炭火をおこし、魚とパンを用意し、弟子たちと食事をする準備を整えていました。
イエス・キリストは、どんな時も、どんな場所でも、あなたを追いかけて一緒に歩もうとしてくださるお方です。仕事や勉強の成果が思うように上がらない時、心が暗くなり、苦しくなる時でも、「私はあなたのために十字架で命を捨てて復活した。この私と一緒に永遠の命を歩もう!」と、聖書の言葉を通して、あなたを追いかけて、そのように語ってくださいます。