おはようございます。坂戸教会の酒井啓介です。
私の左手の小指は、子どもの頃の愚かさのため、骨がずれたままで、毎日今も痛みを覚えます。でも、聖書の信仰によって、そのことも神様に感謝しています。
実は、私は小学生の頃、よく嘘をつきました。嘘がいけないことは、聖書の教えだけでなく、一般常識でもそうでしょう。振り返ると、本当に恥ずかしいことです。ある日、小学校でけがをして、左手の小指を脱臼しました。近くの病院へ行きましたが、指を引っ張られることが心配でした。家族から、「引っ張られると相当痛いよ」と聞いていて、恐かったのです。
予想通り、お医者さんが引っ張ろうとした時、私は恐くて、「もう引っ張りました」と嘘をついてしまいました。その後、大人になった今も、この小指はずれたままで、今もうずきます。しかし、神様がこの痛みを残して、わたしの口を嘘から守り、真実を語るようにさせておられるのだと思います。
新約聖書に書かれているパウロという伝道者は、体に何かの病気かケガを負っていて、治るように祈ったところ、その状態でこそ神の力が十分に発揮される、と神がお応えになりました(2コリント12:7-9参照)。あなたの体に何かあっても、神の力が十分に発揮されるように、神様は導いてくださいます。