おはようございます。坂戸教会の酒井啓介です。
聖書が教える幸せって素晴らしいなあ、と思います。なぜなら、その幸せはなくならないからです。
私が小学生の低学年だった頃、こんな経験をしました。1月最初の登校日に、教室では、お年玉にいくらもらったかという話で盛り上がっていました。お年玉の金額を言い合って、勝負していたのです。すると、自分が一番多くもらったことがわかり、周囲の子からは、「おまえすげー」なんて言われて、心は幸せになってしまいました。ほんとにしょうもない小学生でした。
自分は一番というのはもう変わらないだろう、と思ったその同じ日に、隣の教室のある子が、自分よりたくさんもらっていることを聞きました。そのとたん、心の幸せは消えてしまいました。くやしかったですよ。でもそれよりも、さっきまであんなに喜んでいたことが一瞬で消えて、驚きました。今もよく覚えています。
聖書は、神の教えを本当に大切にするものは、幸せが消えることはない、と教えています。これは、旧約聖書の詩編1編にあります。その幸せを、神が支えてくださるからです。あなたの幸せや喜びが消えることなく続いていくために、今日も、聖書を開いてみませんか。