いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
少し個人的なことを申しますが、二十代の頃、私は、自分の罪の問題に悩んでいました。子供の頃は、立派な人間になろうと思っていましたが、大人になると、自分も愛のない自己中心的な人間であることが分かりました。そもそも、この世界は、悪と悲惨に満ちた世界であり、生きる価値があるのか、とも考えました。
そのような私たちを救うために、神様は、イエス・キリストを救い主として遣わしてくださいました。イエス・キリストの「イエス」は、「主は救う」という意味のお名前です。また、「キリスト」とは、「油を注がれた王様」を意味する称号です。ですから、イエス・キリストとは、「イエスは王様である」という信仰告白であるのです。
イエス・キリストは、ただの人間ではありません。神の独り子が、罪を別にして、私たちと同じ人となられた御方です。イエス・キリストは、まことの神であり、まことの人であるのです。イエス・キリストは、私たち人間を、罪と死の支配から救ってくださる救い主であられます。
イエス・キリストは、私たちを罪と死から救うために、私たちの罪を担って、十字架の上で死んでくださいました。そして三日目に、栄光の体で復活してくださいました。イエス・キリストは、十字架の死と復活によって、神の救いの御業を成し遂げてくださったのです。