いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
少し個人的なことを申しますが、二十代の頃、私にとって問題は、「神はいるのか、いないのか。いるとすれば、どのような神なのか。」ということでした。
「神はいるのか、いないのか」…この問いに対して、私は、「神はいる」と漠然と考えていました。しかし、その神がどのような神であるのかは、分かりませんでした。そのようなとき、私は、キリスト教会を訪れました。そして、イエス・キリストを神の御子、罪人の救い主と信じて、洗礼を受けました。
「神はいるのか、いないのか。いるとすれば、どのような神なのか。」…この問いに対して、今の私ならこう答えるでしょう。「神はいます。それは、天と地を造られた、イエス・キリストの父なる神です。」神様がどのような御方であるのか。それは、私たち人間が頭の中で考えていても分かりません。なぜなら、神様は、私とは別の人格であり、神の言葉である「聖書」を通して、ご自分を示してくださるからです。
聖書の最初の書物「創世記」に、神様が、力ある御言葉によって、天と地と海と、そこに満ちるすべてのものをお造りになったと記されています。神様は、天地万物をお造りになった御方であるのです。私たちが「自然」と呼んでいる、山も海も、植物も動物も、神様によって造られた被造物であるのです。