おはようございます。筑波みことば教会の朴徹です。
少し重い話題かもしれませんが、今朝は、私たちの人生で起こる苦難について分かち合いたいと思います。
私たちは普通、良いことを行なえば良いことが起こり、悪いことを行なえば悪いことが起こる、と思いがちです。「罰当たり」という言葉もあります。悪いことをしたら悪いことが起こる、という戒めの意味で用いられる言葉です。
しかし聖書では、「主に従う人には災いが重なる」(詩編34:20)と記されています。神様を信じていれば、 悪いことは起きない。そう考えている人は、がっかりするかもしれません。神様の恵みを求めて生きるクリスチャンであっても、どんなに神様を信じていても、苦難を避けることは出来ません。辛いこと、悲しいことは、だれにでも起こります。しかし、そこで終わりではないのです。
先ほど聖書では、「主に従う人には災いが重なる」と記されているとお伝えしましたが、続きがあります。「主に従う人には災いが重なるが 主はそのすべてから救い出し 骨の一本も損なわれることのないように 彼を守ってくださる。」(詩編34:20-21)というのです。
災いは起こる。けれども、そこから神様は救い出し、守ってくださるというのです。どんなに多くの試練が降りかかろうとも、神様は、苦難に耐えられる逃れの道を備えて下さり、すべての試練から救い出して下さいます。苦しみ、苦難、そのただ中に置かれているときであっても、まっすぐに立って前に進んで行ける力を与えてくださるのです。