おはようございます。つくばみことば教会の朴徹です。
「金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、『わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない』と言われました。」新約聖書ヘブライ人への手紙13章5節の言葉です。
金銭、お金というものを、何か悪いもの、汚いものと考える人がいます。しかし、お金自体は、悪いもの、汚いものではありません。お金は、生活のため、生きていくために必要なものであって、それをどのように使うか、用いるかが大事なのです。
けれども、ともすれば私たちは、お金を神様のようにしてしまうことがあります。拝金主義という言葉がありますが、こうなると、お金を稼ぐこと、貯めることが人生の目的となってしまい、私たちは、お金に苦しむことになります。
そうはならないように、つまり、お金を神様のようにしないためにはどうしたらよいか?そのためには、「今持っているもので満足」する必要があります。神様が共におられること、このことこそ、自分の満足、自分の喜び、また、生きる力となるのです。
金銭に執着することや、今満足できないというのは、神様に対する信頼の欠如を意味します。そこから、恐れ、不安、心配が起こってくることもあるでしょう。しかし、神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。神様を信頼して生きる時、神様ご自身が、私たちに生きる力を与え、必要な全てを満たしてくださるのです。