いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会の川栄智章です。
旧約時代、神様はイスラエルの民に預言者を送られました。預言者の主な仕事とは、神様の御心を、民に啓示することであり、そのためには奇跡を起こすこともしばしばありました。
イエス様が地上に来られ、律法を教えられた時、群衆はイエス様の権威ある教えに大変驚きました。この方は、ご自分が語っていることを本当によく知っているかのように教えられましたが、実際、知っておられたのです。この方が天について話された時、実際に見てきた場所を話されたのです。また、この方が父なる神さまについて語られた時、よく知っている方を語られたのです。
ヨハネの福音書12章49節50節には次のように書かれています。
「なぜなら、私は自分勝手に語ったのではなく、私をお遣わしになった父ご自身が、私の言うべきこと、語るべきことをお命じになったからである。父の命令は永遠の命であることを、私は知っている。だから、私が語ることは、父が私に言われたとおりを、そのまま語っているのである。」(聖書協会共同訳)
イエス様はご自身の教えを通して、神様の御心を啓示されました。
それだけではありません。イエス様は、病人の病を癒し、悪霊を追い出し、嵐に命じてその嵐を静めました。数々の奇跡を通して、神様がどのようなお方であるのかを啓示され、「預言者」として「神の言葉」として、ご自身を現わされたのです。