いかがお過ごしですか。新潟教会牧師、長谷川はるひです。
「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。」旧約聖書の詩編100編1節からお読みいたしました。
「喜びの叫びをあげよ。」これは、喜びを爆発されるように声高く叫べ、という意味です。心の底から、体中から、息を全て使って、発せられる喜びです。
喜びの叫びは歌になります。大きな声で激しくシャウトするような歌にもなるでしょう。
静かな、ゆったりした曲の中で、喜びの叫びが表わされる歌もあるでしょう。あるいは、声を出すことができない場面で、ただ心の中で、ふるえるような喜びの叫びを音もなく紡ぎ出す場合もあるでしょう。
この叫びを、あなた一人で上げよ、と言われているのではありません。「全地よ」、この地の全てが、喜びの叫びをあげるのです。神さまがお造りになった地上の全てのものが、人も、家畜も野の獣も、岩や木々や草や花も、川も海も、全てのものが、「喜びの叫びをあげよ」、と招かれています。
その叫びは、この世界をお造りになった神さまに向かいます。あなたを愛しておられる神さまに向かって、「喜びの叫びをあげよ」。そのように、この言葉はあなたを招いています。
「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。」(詩編100:1)