ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
最近、「宗教二世」と言う話題が世間を騒がせています。子供が親の信じる宗教を無理やりに信じさせられて、自由に生きることができなかったと「宗教二世」たちは語ります。
子供は親の愛情を必要としています。彼らは自分が親の期待の通りに生きることでその愛情を得ようとしたのです。私たちは人から愛されるために、必死になってその人の期待に答えようとして生きています。そしてそのように生きることで私たちはいつのまにか自分自身の姿を見失ってしまうことがあるのです。
神様は私たち人間をそれぞれ異なった個性を持つ存在として作ってくださいました。もし神様が誰でも同じように生きることを望んでおられるなら、人間をこのようには創造されなかったはずです。そしてイエス・キリストはそのような個性を持った私たちを愛してくださり、その私たちを受け入れてくださるのです。だから、私たちは誰かの期待に縛られて自分以外の何かになろうとする必要はありません。
聖書の教えは私たちの人生を不自由にするのではなく、私たちを自由にして、自分らしい人生を歩む助けを与えてくださるものなのです。
聖書の言葉
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」イザヤ書43章4節です(新改訳聖書)。