ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
写真と言うものを今まで全く知らなかった村人たちのお話です。
ある日、村の村長が写真屋を読んで村人一同の記念撮影会を行いました。その後、出来上がった写真を見ながら村長は「おい、お前たちの顔がよく写っているじゃないか。写真と言うのはすごいもんだ…」とよろこびました。しばらくして村長はその写真を見ながら怪しげにこう語ります。「おい、この中心で偉そうに座っている男は誰だ。こんなやつ今まで村で見かけたことないぞ」。不思議に思った村人たちが村長の指さす人物を見ると、それはまさに村長自身の姿だったと言うのです。私たちは案外、他人のことはよくわかっても、自分自身のことはよくわかっていないようです。
宗教改革者のカルヴァンと言う人物は、私たちが神を正しく知ることが、自分自身を正しく知る方法だと教えています。なぜなら、私たちは神様によって造られた存在だからです。
「私はどんな人間なのか。」「何のためにこの人生を生きなければならないのか。」
あなたはそんな疑問を抱いて生きていませんか。神様はその正しい答えを知っています。あなたを造られた神様はあなたのことをよく知り、またあなたの人生の目的を知っている方だからです。
聖書の言葉
「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。『年を重ねることに喜びはない』と 言う年齢にならないうちに。」コヘレトの言葉12章1節です。