いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。
今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
私たち人間は、時に傲慢になり、相手を見下したり、見くびって礼儀を欠いてしまうことがあります。驕り高ぶりは、人間関係をこじらせ、平穏な日常生活に亀裂を生じさせてしまいます。
詩編82編2節から4節に、次のような神様からの言葉があります。「いつまであなたたちは不正に裁き 神に逆らう者の味方をするのか。弱者や孤児のために裁きを行い 苦しむ人、乏しい人の正しさを認めよ。弱い人、貧しい人を救い 神に逆らう者の手から助け出せ。」
私たちは、いつも一律に同じ状態でいるわけではありません。ある時は、誰かが力を持ち、誰かが弱っている。ある時は、誰かが裕福になり、誰かが貧しくなっている。だから聖書の神様は、「力ある者が力の無い者を助けよ」、「裕福で潤っているならば困っている者を支えよ」と語ります。
人間関係において大切なことを忘れてしまう時に、神様は、厳しい言葉で叱責されます。でもそれは、私たちが助け合いを通して互いに愛する日々を送って欲しいと、神様が願っているからなのです。それほどまでに、私たちのことを気にかけてくださる愛の神様を、今日も見上げていきましょう。