おはようございます。田無教会牧師の伊藤築志です。
互いに神様への礼拝から離れないようにと励まし合うキリスト教会は、聖書において、「キリストの体」にたとえられます。「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」(1コリント12:27)と聖書にあります。
私事ですが、昨年、私は左上の親知らずを抜きました。歯医者さんに抜いてもらうその時は、麻酔が効いていたので痛くもなんともありませんでしたが、麻酔が解けてくるとジワジワ痛みが増し、数日間、仕事への集中力がガクンと落ちました。痛いのは体の中のほんの一部分なのに、全身がだるいのです。その時、体というのは一つにつながっているのだなぁと、改めて感じました。
キリストの体である教会には、神様によって、イエス・キリストと結び合わされた人々が集められています。教会の中で、誰かが泣いていたら、他の人も寄り添って一緒に泣きます。一人が喜んでいたら、みんなが喜びます。
あなたもその一員であったとしましょう。教会には、悲しむあなたに寄り添い、喜ぶあなたと共に喜ぶ仲間がいます。そして誰より、あなたの涙を知り、その涙をぬぐうために十字架にかかってくださり、あなたを喜びで満たしてくださったイエス様がおられます。
教会の中で、あなたと他の人たちは、そしてあなたとイエス・キリストは、一つの体として互いに結び合っているのです。