ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
2023年の夏は、記録的な猛暑でした。地球温暖化の流れを食い止めることは、難しくなっているのでしょうか。それによって、人類の生存が脅かされています。人間とは何者なのかを問われている気がします。
旧約聖書には、バベルの塔の物語が記されています。文明の進歩と共に、人々は高い技術を身に付けました。そして、「さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。」(創世記11:4)と言いました。こうして人々は、天にまで届く力を誇ろうとしたのです。神になることすらできると考えたのかもしれません。しかし神は、一つの言葉によってまとまっていた人々の言葉を乱し、その結果、それ以上塔を建設できなくさせました。
人間とは何者なのでしょうか。旧約聖書が語ります。「神に僅かに劣るものとして人を造り なお、栄光と威光を冠としていただかせ 御手によって造られたものをすべて治めるように その足もとにおかれました。」(詩編8:6-7)と。
人間は、神に似せて造られたものです。だから、神の力によって、素晴らしい業をなすことができます。しかし、決して神にはなれなれません。神をしっかりと見つめながら、神から与えられた力を、神のために用いる、それが、人間に与えられている大切な使命なのです。