ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
メジャーリーグで活躍する日本人選手が増えています。そんな中で時々、有名選手のスキャンダルが、大きく報道されます。野球選手に限らず、絶頂期にある人間には、多かれ少なかれ大きな誘惑が待ち受けていると言えるでしょう。
旧約聖書には、「ダビデ」という王様が登場します。彼は、周りの国々との戦争に次々と勝利し、イスラエルで最も有名な王様となりました。しかし、ダビデの絶頂期に、事件が起こりました。家来が戦争に出かけていた間に、ダビデは、家来の奥さんに対して姦淫の罪を犯したのです(サムエル下11-12章参照)。
彼は、神の言葉を取り次いでいる預言者からその罪を指摘されるまで、自分の罪に気づきませんでした。しかし神は、ダビデに対して、預言者を通して「お前は間違っている」と教えてくださったのです。ダビデは、神に祈りました。「ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください わたしが清くなるように。わたしを洗ってください 雪よりも白くなるように。」(詩編51:9)と。
絶対的な基準をもっていない人間は、時として、善悪の判断が鈍ってしまいます。そんなとき神は、「お前は危ないよ」と教えてくださり、罪から救い出してくださるのです。神を信じて、神の基準に立って、真っすぐな人生を歩んでください。