おはようございます。銚子栄光教会の牧師、佐野直史です。
聖書の中で、いちばん初めに書かれる神様の言葉は、「光あれ」(創世記1:1)です。旧約聖書の最初の書物「創世記」には、神が天と地とそこにあるすべてのものを造られたお話がありますが、そこで、神様はまず、「光あれ」と、混沌とした闇の中から、光を生み出し、輝き出されたのです。
私は、今の冬の季節が少し苦手です。それは、太陽が出ている時間が短いからです。私は散歩に行って、暖かい陽気の中で、太陽を浴びるのが好きです。気持ちが明るくなり、体も健康になります。けれども、冬は、日の出ている時間が短く、暗闇の時間が長くて、それがなかなかできないのです。
私たちの人生の歩みにも、太陽のような光が必要です。暗闇の時間が長いと、心も体も健やかに過ごすことができなくなってしまいます。暗闇を経験することも、時には必要かもしれませんが、希望や道しるべとなる光がなければ、道に迷って疲れてしまいます。
闇の中から「光あれ」と、光を創造された神様は、今も、私たちの歩みに光を与えてくださるお方です。どんなに混沌とした暗闇の中を、私たちが歩んでいたとしても、「光あれ」と、光を生み出し、輝かせてくださいます。
今日は日曜日、神様が光を創造された、週の初めの日です。ぜひ、あなたもお近くの教会で、神の言葉による光を与えられ、新しい一週の歩みを始めてみてください。