新年明けましておめでとうございます。東京恩寵教会の山中恵一です。
新年も4日となり、「今日から仕事初め」といった方も多いのではないでしょうか。ただ、わたしたちの生活は、誰かしらが働いてくれていないとなりたちませんので、「正月の間も働き通しだった」、そんな方もおられることでしょう。医療や介護、家族のお世話といった、休みなしのお仕事もあります。仕事初めのタイミングはそれぞれですが、この2024年も、様々な方のお働きによって、私たちの社会は営まれていきます。
神さまにも、年中無休のお勤めがあります。聖書には、神さまのお仕事、お働きについて教える箇所がたくさんありますが、そのひとつに、こんな言葉があります。「主をたたえよ 日々、わたしたちを担い、救われる神を。この神はわたしたちの神、救いの御業の神 主、死から解き放つ神。」(詩編68:20-21)神さまのお仕事は、人を救うことです。そして、その救いとは、人間を死から自由に解き放つことなのだ、と聖書は教えます。
死ぬことを恐れずに生きられる。神さまが教えてくださる、そのような救いがあります。神さまのありがたいお働きです。こうも言われていました。神さまは、「私たちを担い、救われる神」なのだ。神さまは、あなたを背負って、あなたが救いを得られるその時まで、確かに導いてくださいます。これもまた、神さまのありがたいお働きです。
新しい一年。あなたを救おうとされる神さまの仕事ぶりを、あなたが間近で感じられるような、そんな一年となりますように。