新年明けましておめでとうございます。東京恩寵教会の山中恵一です。
毎年お正月になると行われる、恒例行事がありますよね。箱根駅伝も、そんな行事の一つではないでしょうか。
正式名称は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言うそうで、タイトルのとおり、初日に東京から箱根へと向かい、翌日には箱根から東京へと戻ってきます。駅伝のランナーは、様々な道を進みます。平坦な道。長く緩やかな坂道。起伏の激しい山間の道。チームの監督は、選手が走る長い道のりを思い浮かべて、助けとなる言葉をひとりひとりに与えるのだと思います。
聖書にも、そんな言葉があります。こんな言葉です。「あなたたちの神、主が命じられた道をひたすら歩みなさい。そうすれば、あなたたちは命と幸いを得、あなたたちが得る土地に長く生きることができる。」(申命記5:33)新しい生活へと足を踏み出していく、そんな人たちに向けて語られた言葉です。神さまが教えてくださる道がある。その道をひたすら進むように。その道は、命と幸せとを豊かに味わう道なのだから。そう聖書は教えています。
2024年という新しい道のり。気持ちのイイ道。辛く苦しい道。そこには駅伝コースさながらに、様々な道があることでしょう。しかし、それがどのような道だとしても、神さまから与えられる道の先には、豊かな命と幸いがある。そう聖書は約束しています。あなたの一年の歩みが、命と幸せとを豊かに味わう一年となりますように。