辞書によると、キリストの再臨とは、「世界の終末の日にキリストが再びこの世に現れること」です。聖書における再臨の証拠は、次の通りです。「キリストも、多くの人の罪を負うために一度ご自分を献げ、二度目には、罪を負うためではなく、ご自分を待ち望んでいる人々の救いのために現れて下さいます。」(ヘブライ9:28・新改訳2017)
到来の「二度目」と言いますが、当然、キリストが世への到来がすでにあったということです。その最初の到来の時に、キリストが行ったことは、十字架の死刑によって「多くの人の罪を負い」、その方たちの罪の赦しをもたらしたことです。
再臨の際、主ご自身を待ち望んでいる人々の救いのために現れます。なぜ、これが大切なのでしょうか。「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まって」(ヘブライ9:27・新改訳2017)います。再臨の際には、キリストは、裁き主として全人類を甦らせ、一人一人を裁かれ、その際に判決は二つしかありません。
再臨を待ち望んでいる人には、キリストが言う、「さあ、わたしの父に祝福された人たち。世界の基が据えられたときから、あなたがたのために備えられていた御国を受け継ぎなさい。」(マタイ25:34・新改訳2017)または、他人のすべてに「のろわれた者ども。わたしから離れ、悪魔とその使いのために用意された永遠の火に入れ。」(マタイ25:41・新改訳2017)