おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
中国唐代の詩人、韓愈の言葉に、「燈火稍可親、簡編可卷舒」(燈火稍く親しむべく、簡編、卷舒すべし)という一節があります。秋の夜半に読書することを勧める漢詩の一節です。
最近の私は、老眼が進み、小さな文字の文庫本を読むのが苦手になってきました。最近は耳で聞く本も増えてきて、これはこれで、目で読む本とはまた違った印象を受けます。
実は、聖書にもテープやCDに音声化されたものが昔から出回っていました。最近では、ネットからいつでも聴ける聖書もあります。朗読も、有名な俳優たちが担当しています。興味のある方は、「ドラマ聖書」で検索してみてください。
実は、朗読された聖書を耳で聴く時代の方がはるかに長かったといえます。この秋は、耳で聴く聖書を楽しんでみてはいかがでしょうか。朗読された聖書を耳で聴くことで、新たな発見をするかもしれませんね。
きょうの聖書の言葉「彼らは神の律法の書を翻訳し、意味を明らかにしながら読み上げたので、人々はその朗読を理解した。」ネヘミヤ書8章8節