おはようございます。日本キリスト改革派の東仙台教会で牧師をしております、尾崎純と申します。
「『キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた』という言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値します。」(1テモテ1:15)という言葉が、聖書に記されています。「受け入れなさい」と言う訳で、これに抵抗を覚える人がいるかもしれません。
沖縄には、猛毒を持つ毒蛇の「ハブ」がいます。ハブの毒は強力です。しかし、血清を使うと、蛇の毒を中和することができます。この血清というものがどのように作られるのかと言いますと、まず、ハブの毒を少量だけ馬に注入して、半年間かけて馬の体内に毒の抗体を作らせ、この馬の血から血清を精製するのです。
まさに、「血による贖い」を思わせるようなものであるわけですが、どんなに効き目のある血清であったとしても、それを持っているだけでは役に立ちません。効能の説明を聞いているだけでは、効果はありません。当然のことですが、それを体内に受け入れなければ救われないのです。
キリストの福音も同じです。それを心に受け入れることで、人は救われるのです。どうぞ、あなたの救い主イエス・キリストを心に受け入れてください。