今月の「あさのことば」という番組のテーマはイースター、即ちキリストの復活祭です。今までその歴史的事実性を使徒パウロの手紙から学びました。今日は、その甦りと一般の信徒との甦りの関係について考えましょう。
イエスは、一般の信徒の復活について次のように宣言しました。
「墓の中にいる者がみな、(神の)子の声を聞く時が来るのです。そのとき、善を行った者はよみがえっていのちを受ける」(ヨハネ5:28-29・新改訳2017)のです。即ち、永遠の命を受けます。
イエスの使徒パウロは、次のようにキリストと信徒の甦りの関係が、農業の収穫と似ていると記述しており、その喩えを用います。
「今やキリストは、眠った者(つまり死んだ人)の初穂として死者の中からよみがえられました。」(1コリント15:20・新改訳2017)
畑では、初穂は、残りの収穫と別のものではなく、その同じ一つの収穫である。おなじようにキリストの甦りとその信者の甦りは、同じ一つの甦りであります。パウロによると、「順序があります。まず初穂であるキリスト、次にその来臨のときにキリストに属している人たちです。」(1コリント15:23・新改訳2017)
ぜひ、キリストを信じて、洗礼を受けて、キリストに属するようにして下さい。